アマレット
愛しているさコスモスと
崩れ落ちたあなたの残骸も
いつか忘れてしまうって
知らない?
1985年 この世の際で罪を選んでる
そして砕けてしまうんだ
僕もこの世界と
もう最後の踏めが二人と
花を抱いて岸を離れた
愛しているさコスモスと
腐りきった僕らのこの船を
そして忘れてしまうって
知らない?
気が触れた白い二階の窓から
僕を迎えに来てくれた
そして砕けてしまった
僕もこの世界と
あの日の産声や罵声と
花嫁の白いドレスは
愛した言葉食べられたい
海に帰りたい
子宮に帰りたいの
それだけ
それを僕に返して
愛した言葉食べられたい
海に帰りたい
子宮に帰りたい
愛したあなた食べられた
ただそれだけで
それだけでも
それを僕に返して
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「アマレット」
hitonosexwowarauna
昨日夜、テレビでやっていた
面白かったなぁ
ずっとカメラが止まったまま映しているシーンが多くて
軽ーく寝そうになったけど
素敵なにおいがした映画だった
人の感情だけ、風景だけ、そんな映画で。
愛しくて愛しくて愛しくて仕様がない、そんな。
自由奔放なユリに腹が立ったりしたけど
映画の中の誰も、私のようにジリジリと怒ってはいなくて
それで完結しているのだ と思った。
―――「だって 触ってみたかったんだもん。」
すごく分かる 気がした。
そして突発的に
美大に行きたくてしょうがなくなり
インターネットで大学や学費まで調べている自分がいた。
もうすぐ大学卒業なのにね、、
バースデイ
窓を開けて僕を見て
何か素敵な話はある?
朝のミルク 子供達
幸せを形にしてみたい
映画でさえ 笑いながら
騙しあう恋人達を見て
あなたはただ 黙りながら
いつの間にか眠ってしまった
潔癖な世界 天井と管
僕と同じ名前の子猫
朝のミルク 子供達
幸せだって思っていた
丸くなって僕たちはほら
可愛らしい約束をした
それだけで生きていける
なんて思っていた
僕は今もずっと
この部屋で小さくなっていく
同じ夢を見ている
外は今もきっと
誰かが犯されている
のを忘れた
白いシーツが満たす
屋上から飛び降りる
クラスメイトの罰ゲーム
笑いながら
路地裏では銃口を頬張る
丸くなって僕達はほら
可愛らしい約束をした
そして今も
忘れていく どうしよう
清らかなあの気持ちも
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バースデイ/THE NOVEMBERS