marble

ばったりと会った。


とてもとても嬉しかった。




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息をしない

輪郭が消える


白い肌と

ぬくもりの記憶


黒い髪と

優しい記憶


忘れられない

君の横顔も

その左手も



二人で見てた


薄い境界線

もうじき消えると

予感がするよ



息をしたい

輪郭が消える


君が消えるよ


大人になる前に




marble / the novembers

チェルノブイリ 2


塗り替えたい、

けど消えてしまわないでほしい。




3年前 私は、初めて「愛した」。

今になると、そう思うよ。

本当に愛するなんて事をそれまで知らなかったんだな、

そして新しい感情を「覚えた」。

覚えていった。


分かり合った日もあったけれど
繋がる事が出来なかったのだろう。



それ以来私は彼を忘れた日はない(はず)




そして私は一年前、愛した。

人を大切に思う時の静かな感情を知った。


けれど 分かり合えなかった。



3年前の日々は今になって思いだしても
優しいものに感じられるけど


一年前に始まった日々の事は
私を小さくさせる。



私はまた誰かを思い出しながら生きていくのかな、


どうせ繰り返す物なら

早く塗り替えて欲しいのです。

アマレット 3


垣間見る事は出来る、

けど繋がる事は決して、無い


どちらもがそう、思わなければ。



いつかあなたはとても穏やかに笑った。



音楽だけが体内を支配して、

同じ箇所だけを繰り返していて

破裂してしまいそうなのである。



同じ旋律に感動したい。




そしてとても穏やかに笑う

のを見て真似をしたい。



見ていないふりをして、

沢山する事があるふりをして、

真剣に思いやりを持ちたい。




誰の事を云っているのかさえ、

分からない。

アマレット 2



ノーベンバーズの(またノーベンバーズの話)

アマレット」という曲がとても優しい。


 ------愛した言葉 食べられたい



という所の、声と音の重なりが、
思わず息を止めてしまうほどで(何度聞こうとも)

本当に美しくて、
夜の電車では必ず聞いている。





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昔とても好きだった人と、今日学校でばったり会った。

彼は1年位留学をしていてこの間帰国したのだ。



少し太って焼けていたけれど

彼が あ、って笑った瞬間に

私は あ、って懐かしく思ったよ。



憎んだり嫌い合ったりを通り越えて

ただ笑い合える事がとても嬉しかったのです。